導入:BtoBでの成功、しかしBtoCでは…

E社様は、ビジネス市場において高いシェアと認知度を誇る電気製品メーカーです。しかし、一般消費者、特に若年層へのブランド浸透には課題を抱えていました。「高品質で信頼性のある製品を提供しているのに、なぜ若者には届かないのか?」そんな疑問が社内で浮上し、若年層へのアプローチ方法を模索することとなりました。

課題:若年層へのリーチ不足とブランド認知の壁

若者たちは、日々多くの情報に触れています。その中で、E社様の製品やブランドが彼らの目に留まる機会は限られていました。従来の広告や販促手法では、若年層の興味を引くことが難しく、結果としてブランド認知度の向上にはつながっていませんでした。

このような状況を打破するためには、若者が集まる場所での直接的なアプローチが必要だと考えられました。そこで、セザックス株式会社は、若年層との接点を増やすためのイベント施策を提案することとなりました。

事例紹介:若年層の心をつかむには?イベント施策というアプローチ

解決策:リアルイベントで“共体験”を提供

E社様とセザックスが協働で打ち出したのは、大学生や若手社会人を対象にした「体験型イベント」でした。
 商品の良さを伝えるだけではなく、実際に“使ってもらう”“触れてもらう”という場を作ることで、ブランドへの好感度や関心を高める狙いです。

イベントのコンセプトは、「日常の中にある“快適”を再発見」。
 E社様の家電製品を使ったミニゲームや実演コーナー、参加型ワークショップなどを通じて、
 「この製品、思ったよりスタイリッシュで便利だね」といった反応が見られ、単なる認知だけでなく、“記憶に残る体験”としてブランドをインプットすることができました。

加えて、SNSキャンペーンとの連動も実施。
 イベント参加者が製品の写真を撮って投稿する仕掛けを設けたことで、自然な形で情報が広まり、若年層ネットワークの中でもE社様の名前が広がっていきました。

効果:来場者数2倍、SNSでの自然拡散が実現

この施策の成果は、数字にも表れました。
 過去に実施した同様の展示に比べて、来場者数は約2倍に増加。
 特に20代前半の来場者が多く、ターゲット層への接触に成功したことが明らかになりました。

さらに、SNSでの投稿数やエンゲージメントも増加。
 「#快適ライフ再発見」キャンペーンでは、1,000件以上の自然投稿が確認されるなど、広告費をかけずに話題化する効果も見られました。

イベント後のアンケートでは、「このブランド、初めて知ったけど好印象だった」「実際に使ってみたくなった」といった声が多く寄せられ、
 単なる認知ではなく、“次の行動につながる興味”を引き出せた点も大きな収穫でした。

今後に向けて:イベントは“一度きり”で終わらせない

展望:継続的な接点と記憶に残るブランディングへ

今回のイベント施策を通じて見えてきたのは、若年層とのブランド接点は「点」ではなく「線」にする必要があるということでした。
 イベントという非日常の体験をフックにしつつ、そこから継続的に情報に触れてもらえるような導線づくりが不可欠です。 例えば、イベント後に参加者限定のフォローアップコンテンツ(メルマガ・LINE配信・製品体験モニターなど)を用意することで、ブランドとの関係性を徐々に深めていくことが可能になります。

また、今後は大学祭や就職フェアなど、若者が自然に集まる場と連携した展開も視野に入れ、E社様の製品の存在感を少しずつ高めていくことが検討されています。

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補足:BtoB企業こそ“BtoC的視点”が必要な時代

E社様のようなBtoBメインのメーカーにとって、一般ユーザーへのブランド戦略は優先度が低くなりがちです。
 しかし、実際にはBtoB領域でも「最終ユーザーの印象」が商談や評価に影響する場面が増えてきています。

例えば、企業の購買担当者が「うちの社員が愛用しているメーカー」としてE社様を認識していれば、それは信頼の後押しとなるでしょう。
 また、採用活動や企業広報の文脈においても、「若者との親和性」は重要な要素となっています。

セザックスでは、BtoB企業における“BtoC視点”の戦略構築も支援の一環としてご提案しています。
 「販促とは関係ないから…」と思われがちな活動が、実は中長期的に大きな成果につながることもあるのです。

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